2014年1月9日木曜日

どんな気持ちで手紙を書きますか?

こんにちは、編集部佐藤香菜です。

2014年、明けましておめでとうございます!

お正月といえばおせち料理。
私の実家ではここ数年、おせちを2種類買って
大晦日と元旦それぞれに食べることが慣行になりつつあります。

おせちって盛り付けが華やかでステキで、
職人さんの繊細さにいつも感動させられます。


いま発売中のKomachi2月号
「Komachi グルメ・オブ・ザ・イヤー 2013」の特集で自分が担当したお店の中で、
そんな風に感動したお店があります。



きき酒師村山さんがご推薦の「手紙」さん。

京懐石風の創作料理を提供されているお店です。


中央をくり抜いて炊いたカブをお椀の中にそっと入れ、
カブのくぼみに角煮をちょこんと盛る。
その上にすりおろしたカブを覆いかぶせたら、
ハマグリのうま味が効いただし汁をそそぎ、
仕上げに芽ネギを散らしてさり気なく飾り付け。
(画像左上のお料理)


カウンターの目の前で繊細に盛り付けられ、
器が飾られていく行程にうっとり見入ってしまいました。


ご主人は、「手紙」を書くような感覚で調理をされているのだそう。

一文字一文字心を込めて筆を握るように
一つ一つ、お客さんへの思いを込めながら盛り付けされているんです。

記念日に利用されるお客さんが多いとのことで、
「お客様にとっては特別な一日だから、こちらもそれに応えたい」
と話されていたことが印象的でした。

月替わりのメニューは、二度同じものを作らないことがご主人の信条。
翌年の記念日に利用しても、また違ったおもてなしに出会えるわけです。



これまで見た目の美しさに感動していた
繊細なお料理には、その向こうに、
食べる人のことを考えた職人さんの気持ちが込もっていることを知り、
何だか温かい気持ちになりました。

「Komachi グルメ・オブ・ザ・イヤー 2013」でご紹介しているお店は
どれもみんなに支持されるステキなお店ばかり!

ぜひチェックしてみてください。




→今月のKomachi
→立ち読みはコチラ


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